2014/10/23

The homepage was renewed.

「Belgravia & Sons 」の公式ホームページがリニューアル しました。




http://belgravia1961.com 

大きく変わった所は、ブログと一体化したHPとなりました。
あと、以前はFlash Player対応でしたのでiPhoneでの観覧が出来ませんでした。
今回はレスポンシブデザインという、さまざまに機器に対応できるよう作成致しております。

なるべく簡素化し、見やすく、扱いやすいようにデザインしております。

お暇な時間にでもご観覧宜しくお願い致します。



そして、次回のブログからは「公式ホームページのみの更新」となりますので宜しくお願い致します。

ブロガーでの更新はこれにて終了となります。ありがとうございました。
http://belgravia1961.comこちらからアクセスして、ブックマーク!
フェイスブックも更新しておりますので、合わせて宜しくお願いします!!







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>Belgravia & Sons.(ベルグラヴィア&サンズ)
>〒814-0153                                                                     
>福岡市城南区樋井川3丁目17-10                                     
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>■TEL 092-403-1256                                                         
>■営業時間 AM10:00~PM7:00 ■定休日 毎週火曜日
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2014/10/18

Freemasonry's Eye Contact .

仕立ての良いスーツを見ると、このスーツに関わる様々な職人や想いが詰め込んだ珠玉の一着だなと、心から感動させられます。
TPOに合わせた縫製、毎度同じ縫い方をしては素材の特色を殺してしまうことも稀にあります。
DSC_0102

今回ご紹介するJKTは、HANDGRADEでのお仕立てのご紹介です。
一部手縫いを盛り込んだこの縫製は、最も重要な部分を手縫いで行い、直線縫い等はマシンで行ういわば、効率良く且つコンスタントに最高級の仕立てを提供するBESPOKEに最も近い縫製です。 満足しないワケが無いです。
一般的に見ると、スーツはどれもスーツ、一緒のモノだと認識しておられる方が大半かと思います。
カジュアルな洋服は、一目で違いが分かるのでバリエーションもジャンルも豊富にあり選び甲斐ありますよね。
一方、スーツが好きな方はマニアックな方が多いです。見えない所に拘りを持つ、いわばマスターベーションの世界。
見る人が見れば分かる感覚、フリーメイソン(秘密結社)同志のアイコンタクトのようですね。
会話をせずとも分かり合える1つのツールのようなもんです。

DSC_01031

DSC_0107

ドレープもしっかりあり、袖付けも非常に綺麗に仕上がっておりました。

DSC_0104

今回一番注目して欲しいディティールは、上衿の部分です。上衿を一枚で仕立てることにより、もたつきが無く首に吸い付くような綺麗な昇りを演出します。
衿越しも少し高めに設定しますので、後ろから見たシルエットはとても良いです。

DSC_0106

肩で着るスーツ。
首と肩にしっかりとJKTが乗っていれば、可動域もさらに広がり想像以上の着心地を味わえます。
ある程度オンスのある生地(400gmsあたり)を使っても、全く重さを感じることはありません。

どう考えたってマスターベーションの世界ですね。 でもこれでいいんです。いやこれがいいんですね。
決してひけらかさない、さりげない拘りこそが最高のお洒落だと常々思っております。






※近日中にBELGRAVIA&SONS新しいホームページに更新されます!!




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2014/10/10

One's efforts bear fruit.

ご無沙汰しております。 久しぶりのブログ更新となります。


色々をワケがありまして・・・ えーっとまとめます。


まずは、当店がある場所、福岡市城南区樋井川。
天神から少し離れた閑静な住宅街が並ぶこの土地は、都会過ぎず田舎過ぎず大体の物は全て揃う程お店も充実しており、近くには「油山」という市民憩いの自然と山々が身近にございます。

当店の前には555号線(県道)が走っており、約500m区間で商店街として昔から親しまれております。この商店街が発足して何十年と経過しておりましたが、別段大きなイベント等も開催した記録は無く、商店街同士の付き合いもそれほど無く、地方の商店街は今衰退しているのが現実です。
この件に関しては以前から問題にもなっていましたが、今こそ地方の商店街、自治体が手を組んで、活性化を図ろうとみなさん頑張っておられることでしょう。

そこで、私たちにも何か出来ないかと考えた結果、まずは地域の方々にここに商店街があるんだよというのを知ってもらうこと。 「祭り」をしよう。 いや、祭りでは普段どこでもやっている的屋ばかりの雰囲気になると全く面白くない。 色々調べていくうちに、「マルシェ」という言葉をよく耳にするようになりました。

大人から子供まで楽しめて、学んだり実際に体験してみたり、美味しいものを食べてもらったり。

一番の目的は「上長尾名店街」とう名前と場所を知ってもらうことですが、コンセプトがないと動きづらいので、「ノンアルコール&エコ」をテーマに動きました。
福岡は飲酒運転の検挙率、全国でも常にトップに君臨しております。
そこで福岡南警察署とタッグと組み、「飲酒運転撲滅運動」を掲げました。

後援に福岡市、協賛に福岡南警察署、最強タッグであります。

これに、上長尾名店街の会員でもある「Mr.Max」さんのバックアップ(場所の提供)もあり、予想以上にデカいイベントになっていきました。








イベントオリジナルのTシャツも作成しました。

出店舗約12店。飲食から物販までまんべんなくお客様が利用して頂けたことでしょう。
廃油を使ったエコキャンドルのワークショップを子供を中心に行い、実際に作ったキャンドルを夕方から灯して、柔かな炎が非常にエコを感じて良かったです。







音楽ライブ有り、お笑いライブありの非常に充実した内容となりました。









結果、フタを開けてみれば大盛況で、延べ人数は約4000人の来客があったと思います。
イベント会社に委託したワケでもなく、本当に福岡の小さな商店街の力でここまでの大きなイベントに発展しました。これも偏に、人と人との繋がり、一致団結した地域の力が実を結んだと感じております。

Mr.Maxさんの昨年対比140%、来店数も2割アップ、しかも日本全国の店舗で売上げが1位だったこと。お互いwinwinとして相乗効果が得られたこと、とても満足しております。これも地域貢献の1つですしね。

約半年以上前から準備に取りかかり、初の企画もしたことないイベントにどこからどうやって進んでいいか分からず四苦八苦し、あーでもないこーでもないと日々奮闘しておりました。役所関係の届け出から消防法に関することや、衛生面の管理、出店に関する注意事項等、決め事や提出書類の膨大さに仕事そっちのけでやっておりました。
私は今回のイベントの広告媒体のデザインをほぼ製作しました。さらにイラレ技術の向上になりましたね笑 そんなこんなでブログの更新出来ませんでした。


そして何よりも足を運んで頂いた方々が笑顔だったことです。それだけで大満足です!






イベントに多くの方々に携わって頂きました。皆様、本当にありがとうございました。
そしてもし来年も開催出来るようでしたら、さらにパワーアップして第2回開催を乞うご期待下さい!!










少しだけですがお店のご紹介をして頂きました。


まずは、経済紙の「ふくおか経済」さんです。





「大人の粋」と題して、拘りや嗜みを愉しむ大人の為の特集で取り上げて頂きました。

「貴男だけの一着」や、「オンリーワンのスーツをあなただけに・・・・」という若干背筋も凍り付くようなサブい謳い文句は一切ナシです。

少数派向けのコメントとして記載させて頂きました。


あと、テレビにも少しですが出させて頂きました。少ーしだけですが。




私が出演した回で最終回でしたが、テレ朝の「アレはスゴかった!!」という番組でした。
放送は既に終わりましたので事後報告となります。土田さんはやはりテレビで観た通り、大きかったですね。
収録時の独得な雰囲気に呑まれそうになりましたが、緊張もしつつも心地良い高揚感を味わえました。


そんなこんなでブログの更新が出来ませんでした。 今月はもう少しコンスタントに更新が出来ればと思っております。気まぐれ具合は変わりませんが気長にお付き合い下さい。























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2014/09/03

An "Occidental wonder" upsurge of sentiment is tasted.

怒濤のような忙しさに操られ、ブログにまで頭が回っておりませんでした。
お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。 

海外事業の話や、媒体の取材、HPリニューアル、地域のイベント立ち上げ、プライベート等のすべてが重なり、ほぼ同時進行で行っておりました。 今回ばかりは自分があと1人いればなと本気で思いました。 パーマンのコピーロボットを欲しました。



秋冬生地も8割型到着致しまして、うっとりするようなメンツが出揃っております。
毎年のことですので、傾向と対策のわかっておられるクライアント様はフランネルやツイード素材の受注をどんどんされております。 いい柄は早いうちに無くなるのは当たり前で、9月の到着を今かと楽しみにされておられます。 

今回は秋冬のDMの準備がまで出来ておらず、ご迷惑をお掛けしております。
近日中にお送り致します。








さて、私事ではありますが、本日9月3日が非常に特別な日となりまして、一生忘れられない日となりました。

みなさんもそういった「特別な日」があるかと思います。 人間というのは、特別な日を設けることで刻々と刻まれて行く時間の寿命を肌で感じ、それを意識しながら生きてたりします。子供の頃、誕生日がやってくることが楽しみだったように。
「特別な日」を迎えることを楽しみに生きて行く。生き甲斐とはそんな何気ないことなんでしょう。 ついつい忘れがちになりますが、今一度作ってみてはいかがでしょう。




「西洋の驚異」と呼ばれているフランスのモン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)には今尚、3人の修道士が在住しており、1300年程経った今も健在しております。
色んな歴史を目の当たりにしてきたモン・サン=ミシェルですが、その分、特別な日もたくさん作ってきたはずです。 特にフランス内部の紛争やイギリス領土を巡る戦争、宗教問題、多くの人間が関わり、時に悲しみ、多くの人々のある意味記念の場所となってきたこの場所。

写真を見てわかる通り、異様なオーラを解き放っている気がします。

ここを訪れた時点で既に「特別な日」となるでしょうね。





こうやって何百年も前の建造物を見て感じることが、良い仕事をすれば誰かに評価されなくても分かる人には伝わっているものだと思います。

私自身が考えるスーツに対しての哲学もそうですが、誰かに評価される為にやっているワケでもなく、全ての方々に認められようなんぞ全く思っておらず、ある一部の方々にほんのり香る程度で伝わってくれていればそれだけで十分です。
日本では多数派が多い中、少数派の人間は非常に貴重な人材です。いつも疎外感を感じているあなた、実は特別ですよ! はいもう今日から「特別な日」ですね。





















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2014/08/11

Brand-new England Fabrics in Stock.

季節とは対照的に、テーラー業界では早くも秋冬の最新生地が入荷しております。

一気にご紹介しようと思います。



HARRISONS OF EDINBURGH

[ ARCHIVE FLANNELS ]  "アーカイブフランネル”

100% WOOL 470gms 12色柄






         
         




恋の為に王位を捨てたことで有名なウィンザー公の専用チェック「プリンス オブ ウェールズ」のオリジナル柄や、アメリカの鉄道王にしてカーネギー財団の創始者 アンドリュー・カーネギーの「カーネギーチェック」など、洋服史に名を残す貴重なデザインが16オンスの伝統的な紡毛フランネルで復刻されました。

50年以上フランネルのみを織り続けてきた専用の旧式織機だからこそ再現できた、肉厚でありながら柔らかく優しい風合いが洋服史好きを魅了します。

※カーネギーチェックは既に完売となっております。ご了承下さい。
次回の入荷は10月頃を予定しております。











HARRISONS OF EDINBURGH

[ REGENCY ]   "リージェンシー”

100% WOOL 280/300gms 42色柄




グローバルに活躍するビジネスマンに向けてハリソンズが贈る新コレクション "リージェンシー” は、厳選されたメリノウールから紡がれた糸を経緯(縦横)2本ずつ使用し、軽快感のあるしなやかなボディーへ織り上げられました。
3シーズンに亘り着用可能な絶妙なウェイトでありながら、気品のあるアピアランスを実現する高いパフォーマンスは名門ハリソンズならでは。 
エッジの効いたデザインも含まれた色気のある表情には、ハリソンズ流のブリティッシュモダンが具現化されています。












PORTER & HARDING

 [THORNPROOF ]  "ソーンプルーフ"

100% WOOL 390/560gms 27色柄(新10色柄)



上流階級には必須のカントリースーツ、ジャケット地として英国で根強い人気を誇る”ソーンプルーフ”が待望のリニューアル。
その名が示す通り、この生地は荒野で植物の棘が刺さっても破けないようしっかりと打ち込み、織り上げられています。
アーバンシーンに向けた軽量バージョンも注目です。







[Brand-new Lining】

LEAR BORWNE & DUNFORD



ダンスフォードの裏地も、今回新たな新色も追加され新装しております。




他にも入荷しておりますが、次回改めてご紹介致します。















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2014/08/02

Making the suit united with Time Place Occasion.




政治家の方ほど常日頃から周りに気を配りながら仕事をしておられる方はいないでしょう。 スーツ選びに対して、どこに一番重点を置いて選んでいるかを聞いて見た所、「有権者の目」だそうです。※個人差はあると思いますが。

いつもご利用頂いてます、某国会議員様のご要望を反映させつつ、1つの作品を創りあげる作業も、対話を通じてどのような環境かを伺うことも非常に重要な役割であります。

ただ目立つような柄じゃなければいい、で終わりではなくて有権者の目線で考えれば自ずと出てくる答えです。 
それは高齢者が多いこの日本で、同じ目線で話をしようと思えば自然としゃがむことが多いですね。 

「しゃがむ」という行為は、スーツが好きな方々はとても嫌います。それはヒザが圧迫されて生地が伸びてしまい、一部分だけが盛り上がったようになり、不格好なトラウザースになってしまうからです。俗にいう「ヒザが出る」と言います。

そうならない為にも生地選びは重要になってきます。

律儀で実直なクライアント様は、「有権者目線」を最重要項目として私に提示されました。 

夏素材で、ヒザの出にくい生地、尚かつ通気性があり、常にパリっと見せてくれる素材。




MARTIN&SONS   [FRESCO 2PLY] 


フレスコ素材しかないでしょう。 3PLYでは移動が多いので重すぎるかと思い、まずはフレスコ入門編のこちらをご提案させて頂きました。

ひっそりとプレステージ感たっぷりなこの素材。雨をも弾いてくれそうな英国の代表的な夏素材です。


一度着てしまうと中毒性のあるこの「フレスコ」素材ですが、本当にシワになりにくく 
しっかりとした強燃糸を使い、平織りで風の通り道を作ってくれています。イタリア素材のように恐る恐る着るようなことは一切無くなりますね。






280gmsと決して薄くない素材でありながら(秋冬のイタリア素材で、たいだい280gmsぐらいでしょうか)、これぐらいの透け感があり、なんとも不思議な生地です。

スーツ全体がピリつくこともなく、高温多湿な日本の環境に最も適した素材ではないかと思います。
そしてこのマットな質感がいいんです。英国らしい硬派で実直さを感じさせてくれます。 あのイヤらしいツヤーな光沢感のあるスーツ生地は、議員さんには必要ない気がします。
















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2014/07/27

Pride of SEBIRO.

梅雨もいつの間にか終わり、行楽日和が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

刺すような日差しがサラリーマンの体力を奪っていく、スーツなんか脱ぎ捨ててやりたいと日々感じておられることでしょう。恐縮です。






遠山周平氏 「背広のプライド」




私がこの業界に携わってから、ある方からこの本を読みなさいと借りたことがありました。

何よりも、早い段階でこの本に出会っていてよかったことです。一瞬にしてバイブルになりました。
なんでも吸収しやすい状態だった無垢な私に、無駄な雑念(無駄な知識)が取り込まれる前にこの本に出会えたことです。
そしてスーツに関しての指針がこの本により決まったことです。

すべての内容はお伝えしませんが、亀艦書房さんのHPから少しだけ抜粋してみました。↓





「背広のプライド」

この本には、最新のスーツの着こなしノウハウ、といったことはいっさい書かれていません。
というのも服装は、ほんらいあなたのセンスを反映するはずのものなのに、
それが本に書かれたものの反映では、とても生き方なんていえないと思ったからです。 
『背広のプライド』は、男の基本的な服装として21世紀も存在し続けるであろうスーツと、
今後どのように付き合っていくかの心得書のようなものです。
ようなものと書いたのは、心得を押し付けてはいないからです。
いい代えればこの本は、背広の軸を決めるための指針なのです。
そのためのデーターや方向性は示していますが、軸を決めるのはあなた自身。
 筆者は、自身の人生を愉しむための道具として、背広と付き合っていくつもりです。
 
あなたは?


《目次》

第1章 どうして日本人はアイデンティティのある背広の着こなしが出来ないのか
第2章 日本の背広が一生モノの丈夫さを誇示した理由は?
第3章 背広は味けのない、ただの労働服なのだろうか
第4章 なぜ日本の注文背広は戦後急激に衰退したのだろう
第5章 日本人に似合う、日本の背広を考える
第6章 クラシコイタリアはスーツの最終到着点か
第7章 日本にクラシックスーツが根付くとき 



既に廃盤になっておりますので、亀艦書房という出版社から直接購入という方法になります。(amazonだと6,000円もの値段で販売されていました。ご注意下さい)


この本を手に入れた方だけが知るスーツの極意。決して押し付けがましい内容ではなく、あくまでも最後にはあなた自身が選ぶ、というのがこの本の趣旨です。

少し前に出版されたこの本、丁度クラシコ全盛期だったようで、落合正勝氏バリにクラシコ押しです笑 柔らかなスーツが良いスーツと認識されていく2000年初頭のクラシコイタリアの時代背景も非常に勉強になります。

日本と欧州の考え方の違いも非常に分かりやすかったです。
しっかりとした鎧のようなスーツが良しとされ続けてきた日本のオーダースーツ業界から一変、スーツの原点イギリスを差し置いて、イタリアというエッジを効かせたスーツの登場で業界の番狂わせが始まること。手縫いよりもミシンを使った方がよい箇所もあると豪語するサルト職人。シビルクロージング(市民服)から始まったスーツの誕生秘話。







1904 @LONDON



本当にこれからスーツと人生を共に歩んで行く方には読んで頂きたい本ですね。

広く浅く知るよりも、狭く深く知っていくことで人間の価値がより高まりますね。
人付き合いも仕事もしかり。








「HARRISONS ARCHIVE FLANNEL」


近日中入荷致しますが、先行して告知します。
玄人ですら息を飲んでしまいそうな、うっとりする生地が入荷予定です。

ハリソンズからアーカイブシリーズと題して、名だたる著名人が愛したあの柄を忠実に再現し、洋服史に名を残す貴重なデザインが16オンスの伝統的な紡毛フランネルで復刻されました。

恋の為に王位を捨てたことで有名なウィンザー公の専用チェック「プリンス・オブ・ウェールズ」。

アメリカの鉄鋼王にしてカーネギー財団の創始者 アンドリュー・カーネギーの「カーネギー・チェック」。

ウィンストン・チャーチルが愛した「ネイビーチョークストライプ」。



これは作らずにはいられませんね。久しぶりうずきました。


また、入荷次第アップさせて頂きます。




Dukes of windsor



Andrew Carnegie



Winston Churchill














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