スーツの見た目で重要な箇所として良く耳にするのは、ラペルとラペルロールと、胸のドレープと、袖付けですね。
どれも重要だと思います。
特にラペルに関しては、スーツの顔とも呼ばれており、近年ではゴージラインの角度や高さでニュアンスが変わることから、手を抜けないディティールの1つとされております。
【 Vintage Fabric in ENGLAND (Broadhead&Graves) 】
クラシコからの流れでゴージラインが異様に高いことから、
ピークドラペルにすると剣先が肩から突き出てしまうケースをよく目にします。
特に、衿幅が広くなればなるほどこのケースが現れます。
右のようなピークドラペルはイタリア仕立てでよく目にしますが、個人的にあまり好みではありません。
身頃への吸い付きも悪いし、浮いたような印象です。このままパタパタと飛んで行きそうな印象です。
柔らかな素材と仕立てだと、尚更こういった症状が出やすいのでイタリア素材の仕立てはとても難しく、細心の注意を払うことが重要です。
Semi Handmade Lineでは細心の注意を払い、細かなディティールにも手を抜きません。
上記の生地は、12〜13オンスあるビンテージ素材を使用。毛芯仕様のどっしり重厚感のあるスーツです。手で持ち上げるととても重たいスタジャンを持ったような印象ですが、肩でスーツを着る事により全く重さを感じさせない、バランスの取れたパフォーマンス高い仕立てです。
プリンスオブウェールズ(チャールズ皇太子)は、公で愛用しているスーツの殆どが、ダブルブレステッドですね。
衿幅とゴージラインがボディーに対して絶妙にリンクしてます。 すべてが計算されており、最もクラシックに近いオフィシャルなスーツではないかと。
1つだけチャールズゴシックネタとして、
チャールズ皇太子が20年以上仕立てを頼んでいた、サヴィル・ロウに店を構えているビスポークテーラー、アンダーソン&シェパード(Anderson & Sheppard)との関係を止め、新たにターンブル&アッサー(Turnbull & Asser)の既製のスーツを買うようになったそうです。
アンダーソン&シェパードでの仕立賃は4000ポンド(約80万円)、ターンブル&アッサーの既製服はその半額以下とのことです。
因に、ターンブル&アッサーはシャツ屋さんです。
どういった因果関係かは分かり兼ねますが、ビスポークからメイドトゥメジャーになったことはとても残念に思います。
アンダーソン&シェパード1906年創業で、ヘンリープールはさらにその倍の1806年創業。 普通に考えるとサヴィルロウで一番の老舗テーラーでの仕立てが望ましいと思うんですが、やはり何かの因果関係でしょうか。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>因に、ターンブル&アッサーはシャツ屋さんです。
どういった因果関係かは分かり兼ねますが、ビスポークからメイドトゥメジャーになったことはとても残念に思います。
アンダーソン&シェパード1906年創業で、ヘンリープールはさらにその倍の1806年創業。 普通に考えるとサヴィルロウで一番の老舗テーラーでの仕立てが望ましいと思うんですが、やはり何かの因果関係でしょうか。
【 Vintage Fabric in ENGLAND (Broadhead&Graves) 】
Double breasted Suits. (Semi Handmade Line) ¥112,350-
Ordermade Suits Belgravia.(オーダーメイドスーツ ベルグラヴィア)
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