カスタムオーダーシャツフェア、初日からたくさんのお客様がご来店頂きました! ありがとうございました。
あと2週間程ございますので、皆様のご来店お待ちしております。
※6/23まで→詳細はこちらから
さて、BELGRAVIAのディスプレイには、60年以上前の未だ現役として使うことが出来る「JANOME」の足踏みミシンを飾っております。
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さて、BELGRAVIAのディスプレイには、60年以上前の未だ現役として使うことが出来る「JANOME」の足踏みミシンを飾っております。
以外とこれがお店の目印だったりします。以前から外観に関しましては、テーラーっぽくない、美容室みたい、などよく言われており、ご満悦の松山です。してやったりですね笑
数年前までは現役として活動しておりまして、オーバーホールもバッチリ、戦闘準備は常に整っているミシンです。
「SINGER」と言えば ”ミシン” とお分かりの方も居るかと思いますが、さすがに歴史まで知っておられる方は少ないかと思います。
もしご自宅にSINGERのミシンがありましたらこちらを参考に調べてみては?シリアルナンバーさえ分かればきっと見つかります。 製造年月と生産工場がわかります。
ちなみに今回手に入れたミシンは見るからに古い!クラシック!な風貌です。
何故スフィンクスの絵なんでしょうね。 しかし、このブラック&ゴールドのコントラストがシンガーらしい雰囲気醸し出してます。
すぐ分かる場所にシリアルナンバーありました。 おそらくコレでしょう。
さっそく調べてみると・・・・
[ Y-1 ~ Y-160.700 ] 1920年 スコットランド/クライドバンク工場
スコットランド・・・・
イギリス製ではありませんか!!
1920年ということは、96年前のミシン・・・・
創業1851年から歴史のあるSINGERですが、大規模な生産工場をいくつも所有していたせいか、もしくはビジネスに目がくらんでしまったのか、各国の政府と契約を結び、第二次世界大戦中はミシンの製造を中止し、兵器(ライフルや拳銃など)の生産を行っていたそうです。
1939年、アメリカ政府はある拳銃の製造計画と原材料の見積もりを行うため、SINGERに対して生産研究を命じたそうです。
創業1851年から歴史のあるSINGERですが、大規模な生産工場をいくつも所有していたせいか、もしくはビジネスに目がくらんでしまったのか、各国の政府と契約を結び、第二次世界大戦中はミシンの製造を中止し、兵器(ライフルや拳銃など)の生産を行っていたそうです。
1939年、アメリカ政府はある拳銃の製造計画と原材料の見積もりを行うため、SINGERに対して生産研究を命じたそうです。
1940年には、シリアル番号 No. S800001 - S800500 の500丁の教育的注文を行いました。教育的注文 (educational order) とは、武器製造の経験のない会社が一から生産設備を立ち上げ、武器を製造できるようにするために米国軍需品委員会 (US Ordnance Board) が設定したプログラムです。
500丁を政府に納入した後、経営陣は同社の専門知識は大砲や爆撃照準機に向いていると結論付け、拳銃製造設備はレミントンランドに移され、一部は Ithaca Gun Company に移されました。このためSINGER製の拳銃は500丁しか製造しておらず、コレクター間で高値で取引されているようです。状態のよいものは2万5000ドルから6万ドルで売買されているそうで。オークションで8万ドルの高値がついたこともあるこの拳銃ですが、まさかSINGERが拳銃を製造していた事実は私も知りませんでした。
歴史のあるブランドというのは、その時その時の時代の変遷と共に柔軟に対応出来ることが存続の鍵を握っていたのかもしれませんね。 歴史から教えてもらうこと、たくさんありました。
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