そして祇園山笠期間中は、キュウリを食べてはいけないという風習があります。
その由来は、山笠の祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)の神紋が輪切りにしたキュウリの形に似ており、畏れ多いと氏子が食べることを遠慮したそうです。
このきゅうりに対するタブーは小学校の給食献立表にも表れており、7月1日から15日までの山笠期間は献立表に「きゅうり」の文字がありません。
ただ、迷信や言い伝えの一種であるので、近年では食べる事を気にしなかったり、「きゅうりを縦割りにしたら祇園紋じゃないから大丈夫たい!」という舁き手もそうですが、怪我をしたら「キュウリを食べたけんたい」と言われる事もあるそうで・・・
ビジネススーツの定番素材は、未だウールの割合が多く、平織りのトロピカルウールや防シワのポリ混が大半を占めております。
ビジネスシーンであまり良しとはされない夏の装い、コットンやリネンを使ったスーツですね。
ビジネスシーンであまり良しとはされない夏の装い、コットンやリネンを使ったスーツですね。
では何故昔から夏にはコットンやリネンスーツを着るのか。
ただ涼しそうだから着ていたのではなく、当時の方々の知恵といかに暑い季節を乗り越えるかを追求した結果です。
ただ涼しそうだから着ていたのではなく、当時の方々の知恵といかに暑い季節を乗り越えるかを追求した結果です。
コットンやリネンはウール素材よりも非常に強く、コットンは吸湿性(物質が水分を吸う性質)があり、熱がこもりにくく、ウールに比べひんやりと火照った体温を下げてくれる働きをします。 もしかすると炎天下にTシャツ1枚で過ごすよりも涼しいのかも?です。当時、コットン3Pやリネン3Pを平然と着ていたのを考えると、恐ろしく粋な装いですね。
リネン素材は、水に濡れる程その強度が増していき、通常の約3倍もの強度になるそうです。 しかも放熱性が良く、吸・放湿性に優れるので非常に涼しく、夏という多汗の季節にはもってこいです。 撚りの段階で一定のサイズになりにくく麻の素材を見て頂くとわかりますが、[ネップ]といって若干凹凸があります。
ビジネスシーンから忽然と姿を消してしまった異素材たち。
ノーネクタイ・クールビズなんぞくだらないことをして先代の日本人が築き上げてきた "たしなみ" をかき回さないでほしいものです。 安易にお考えの方もいるかもしれませんが、スーツの歴史上普遍的要素はたくさんあります。
たまに街角でお見かけするご老人で、アイリッシュリネンスーツにボルサリーノのハット、鼈甲のウェリントンの眼鏡に、ぼってりとしたセミブローグのキャップトゥ
こんな装いを見ると私は普段帽子を被っておりませんが毎回脱帽させられますし、ほっこりうっとりと見とれてしまいます。 ご老人の半径1mが大正浪漫にタイムスリップしたようです。
しかし今では、周りと違うことをすれば変な目でみられてしまう時代。
社内で協調性がないと変わった人間と思われてしまう時代。
個性をぶつけた途端、嫌な顔をする上司。
個性はどこへ? 周りと同じでないといけないのか?
昔の方がもっと個性的で(内面が)フレキシブルだったと。
現在の30代がこうやって違和感を感じて育ち、次世代にはもっと硬派でグレーゾーンのないある意味個性的な集団であってほしいと願います。
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The Gentleman Shaver (Dir Cut) from Ben Briand on Vimeo.