2013/02/07

Let's dare to wear a waistcoat in Spring & Summer.

夕暮れも段々と長くなってきたような気がします。

寒さもいよいよ本番に差し掛かり、春の訪れはもう目の前ですね〜 

毎度ブログにも書かせて頂いてますが、同時に花粉の季節、私の長い長い戦いの幕開けとなります。 毎年毎年ニュースでは、「去年の倍」「去年の2倍」などと言っていますが、そのうち花粉を浴びすぎて死ぬんじゃないかと心配しております。
そう、この苦しみは花粉症の方にしかわからない、同士たちよ、今年もなんとか乗り越えようではありませんか。笑・・・・泣




冬と言えば3ピース。 ですが、BELGRAVIAでは、「夏こそ3ピース」を掲げ、とんでもなく暑いあの季節にウェストコートの提案を致します。 もちろん理由もありますが・・・・





当時英国では、ジャケットの下にはウェストコート(べスト)を合わせるのが正統なスタイルでしたが、簡素化と時代の流行とともに過去のものとなってしまいました。
元を正せば、「英国紳士たるもの人前で肌を見せてはならない」と、伝統を重んじて育ってますので、当時はシャツで人前に臨むのは相手に失礼にあたるとされていました
※右写真 ウィリアム・ウィルバーフォース(William Wilberforce、1759 - 1833)は、イギリスの政治家、博愛主義者、奴隷廃止主義者。奴隷貿易に反対する議会の運動のリーダーを務めた。





と言ってもここは日本。 そんな伝統や文化はカンケーねーって方はそれまでとして、「スーツ」という英国文化の洋装を身に纏っている限り、出来るだけオリジナルに近づく努力は多少なりとも必要かと思います。

ましてや、役職のある方や経営者(人前に出ることが多い方)の顧客様もいらっしゃるので、最低限のスーツのマナーとして覚えておいてほしい、そしてそれを私なりに私なりの解釈で伝えていくのが役目でもあります。




そうなると、やはり夏もウェストコートは必要だということになります。 炎天下の中、3ピースで汗もかかずに颯爽と街を歩くことは不可能です。
要所要所で着分けすること、政治家のように政府内で決まったことなのでクールビズを推進している、などど言い訳がましく「楽」を求める多数派よりは、スーツを深く理解し、四季に応じたスマートで紳士的な着こなしをしている政治家さんの方がよほど信頼性があります。










麻生さん、浮いてますが・・・・何か? 














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