とあるビジネス雑誌を読んでまして、面白い記事があったのでご紹介。
「ねぇ、ニック。高校生でも世界は変えられるってホントだよね?」
こんな見出し(冒頭)から始まる記事。
「ニック・ダイロジオ」17才。英国生まれ。
まだ幼さが残る彼が、世界を良くも悪くも変えてしまうかもしれないとんでもないアプリを開発してしまいました。
アレキサンダー・マックイーンのブルゾンに、BAPEのTシャツ、スキニーパンツにポールスミスのシューズという出で立ち。週末はデザインの勉強をしたり同年代の彼女や友人と遊ぶごく普通の高校生。
彼がまだ15歳の時、9月の夏休み終了と学校再開を待たずして、既に開発していたアルゴリズム(コンピュータを使ってある特定の目的を達成するための処理手順。アルゴリズムをプログラミング言語を用いて具体的に記述したものをプログラムという。)を使い、メールやブログの文章を自動的に要約(文章などの要点をまとめたもの)するアプリを開発。 これを考えたというのもそうですが、次元が違いすぎて、開いた口が塞がりませんでした。笑
この時点でもすごいと思いますが、まだ続きがありまして、
そのアプリをリリースをしたと同時に評判がインターネットを駆け巡り、Apple Storeが注目アプリとしてピックアップしたほか、IT系のメディアで特集されたりなど、既に小さな革命が芽生えていきました。
世界が彼をほっておくわけがないですよね。
「”億万長者”が運営するプライベートファンドの会社」と名乗る中国系の会社から一本の連絡が。
実はこの中国系の会社との出会いが、彼のターニングポイントとなります。
まさにその”億万長者”こそが、香港のみならずアジア全域で最もリッチかつ絶大なる権力をもつ人物として知られるお方だったのです。
ベンチャー企業の支援なども積極的に行っていたこの企業が彼に投資した金額は、「30万ドル」。
この30万ドルにより、ニックはベンチャーキャピタルマネーを手にした史上最年少の人物として、IT史にその名を刻むこととなりました。
もちろんそのお金を遊びに使うのではなく、次なるステップへの投資として、運営・拡大に有効に利用し、完成系のアプリ、「Summly」を立ち上げました。
この「Summly」はネット上に存在するニューコンテンツ、いわゆる「The Guardian」「Newyork Times」「Wall Street Journal」などの高級紙をはじめ、各々の設定によりユーザーが好むジャンルにニュースを400字以内に要約して、iphone上で閲覧出来るという代物。
ニックが敬愛しているのが、
”スティーブ・ジョブス” と ”スイスデザイン”
今回思ったのが、もちろん頭脳も大事ですがこういったスタイル(ファッションや、ビジュアルの感性)もこれから先、
必ず必要だと感じました。スタート画面のこのシンプルでセンスのある画面。
頭が良くて、ファッションが好きで、センスが良くて、感性が豊か。これに社交性と協調性が付けば文句の付けようがありませんね笑
しかし、今後こういった簡略化できるアプリが増えてしまうと、必要ではない端切れや語尾にある「コトバ」という暖かさや重みがもっと伝わらなくなるのではないかと。
もしくは感情のない人種が増えるような気がします。
アナログもデジタルも、今の私におかれている状況にとっては、どちらも不可欠な存在と言うのは間違いありません。
IT系の方々のスーツを着なくてもいいルールは、あくまでも時代が生んだルール、特にホリエモンあたりの影響で、スーツを着なくても仕事さえしっかりすればいい、と考えている理系の考えでは今後いけないような気がします。
すでにベンチャー企業も中小企業のみならず、大手企業とのタイアップなどにも踏み出してますし、商談の際、大手企業はスーツに対して、ベンチャー側はポロシャツにコットンのジャケット、シューズはスペルガだと、客観的な目線で見ると完全に釣り合ってないですよね〜
そういった、秩序や常識、最低限のルールをかき回される前に、大人たちが守るべき所はしっかりと守っていきたいですね。
[追記]
誠に勝手ながら、5月6日(月)祝日はお休みさせて頂きます。
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