F/W 2013 Woolen Fabric Series. ( HARRIS TWEED )

昨夜の福岡は台風の影響があったせいなのか、強風に見舞われました。

本日はウーレン素材の代名詞、ハリスツイードのご紹介です。

 限定セール品

ハリスツイード 「ブラックウォッチ柄」ジャケット１着分のみ

通常ジャケット価格￥63,000- を　￥48,300-にてご提供します。

実は、２着分ありましたが、ブログ掲載前に売れてしまいました。すいません・・・

 ポケットの仕様も通常はオプションですが、すべて無料でのご提供です！　ボタンもすべて水牛です。

 なんと、エルボーパッチも無料にてご希望であればお付け致します！

様々なシーンで使用可能ですね。

昔から著名人や偉人の方々に愛用されてきたハリスツイードですが、ザックリとした素材が耐久性、保温性に富んでおり、着ていくうちに体に馴染んでくるのが分かります。

もちろん今季2013F/W新柄のラインナップも大変充実しております。

 400gms

  400gms

400gms

 480gms

ハリス・ツイードジャケット　￥63,000〜

ウェスト・コート（ベスト）　￥25,200〜

１０年選手として長年愛用出来ます。

そう考えると、賢い選択でもありますね。

最近では、生地が丈夫で厚いのでコート用での需要も増えてきております。

以前、お客様が60's製のハリスジャケットの修理を持って来られた際、さすがに裏地のすり切れ消耗は仕方がないと思いましたが、まさかこんなに生地がヘタることなく当時のままだったことに感動したのを覚えてます。

スコットランドの風土や環境が、ハリスツイードの色柄や素材感を通して感じる事が出来ますね。

やはりいい色を出すには「水」が重要なんです。　藍染めで有名な日本でも、「水」環境が悪いと色のノリが悪かったりすぐ退色してしまうそうです。水道水はもってのほかです。
ジーンズで有名な岡山（倉敷）も、インディゴ素材を染めるのに適している水環境なんでしょう。

自然に関してダイレクトに影響するものこそ、人間ではどうしようもないことで、良い物作りこそ「エコ」への第一歩だと思います。



そういえば、冒頭の写真の左下に映ってありました本ですが・・・・

「ものづくりの伝説が生きる島　ハリスツイードとアランセーター」

著者 長谷川喜美　

￥3,150-

万来舎から出ております、長谷川氏の本ですが、とても面白い内容です。ハリスと合わせてインバーアランのニットも興味がある方は必読です！　写真が癒されます！

そしてちゃっかり私が持っているのは、長谷川喜美氏の直筆サイン入りなんです！　テヘ。

長谷川氏は以前、「SAVILE ROW」という本で初めて知り、とても興味深く研究と勉強をされているなと感じ、すっかりファンになりました。


スコットランドの小さな島、ハリス島とルイス島から生まれた、「ハリスツイード」ですが、すべてが手作業で行われ100年もの歴史の中で、絶滅の危機にさらされながらも、今なお復活を迎えようとしております。
イギリス文化として、スコットランド文化として長年大事に継承されてきた職人技術、製法は日本人なら十分に理解できるのではないでしょうか。

是非、体感してください。

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