2013/03/24

The world doesn't have it absolutely.

数週間早い桜の開花宣言を宣告され、福岡人はアタフタと花見の段取りを組んでおります。 今日ぐらいがピークでしょう。 
自然に逆らうことは人間ですら出来ないことなんですね。 咲くときは咲くんですね。 BELGRAVIA 松山です。





堅苦しい話もいいですが、たまには個人的に興味のある話を書きたいと思います。



ネットをダラダラと見てたら、こんなエピソードの話がありました。

学生の頃、狂ったようにROCKやPUNKを聞いて育ったんですが、中でも熱狂的にハマったバンドが、「NIRVANA」でした。 
その「NIRVANA」で当時ドラムを担当していたデイブ・グロールという方が解散後に作ったバンド、「FOO FIGHTERS」(上記写真の真ん中の人)にもハマってしまうほど、いわゆる「グランジ」「オルタナ」「シアトル系」のサウンドに夢中でした。もちろん今でも大好きで、彼はドラムから転身して今はギター&メインボーカルをこなし、さらに成功を納めました。
FOO FIGHTERSでのトータルセールスは2000万枚を記録し、2012年現在までに、グラミー賞を11回受賞しています。NIRVANA超えてしまったんでは・・・ 
残念ながら去年、突如バンドの一時休止を発表し、今はそれぞれ自分の時間や家族の時間に費やしているそうです。




まぁ、ここからが本題ですが、かなり最近(つい先月くらいだそうですが)のエピソードですが、デイヴ・グロールが先月行った「サウンド・シティ・プレイヤーズ」のロンドン公演の後で行った打ち上げで酩酊したアイドル・グループ、「ブルー」のリー・ライアンがあまりにも絡んできたため、会場から蹴り出してやろうかと思ったと語っていました。

デイヴが主催したこの打ち上げでの出来事を『NME』にデイヴは次のように語っていました。


デイブ:打ち上げに来てたイギリス人の歌手で完全に出来上がっちゃってるやつがいてさ。もういっそのこと放り出してやろうかと思ったよ。ブルーっていうグループらしいんだけど、聴いたことある?」



さらにデイヴはこう続けている。


デイブ:「自分が何百万枚とレコードを売ってきたんだって繰り返して、しつこくてさ。俺も『へー?』『マジ?』『きみが?』って対応するので精一杯だったよ」


その一方で、閉幕したサウス・バイ・サウスウェストで基調講演を行ったデイヴは、昨今のテレビのオーディション番組の隆盛が音楽の創造性を損ねていると批判していて、『ザ・ヴォイス』のようなヴォーカル・オーディション番組を観て自信をなくすようなことにならないよう呼びかけている。

デイブ:「いい声がどれで、悪い声がどれだなんて、誰が決められるんだよ? 『ザ・ヴォイス』かよ? じゃあ、ボブ・ディランがクリスティーナ・アギレらの前で"Blowin in the Wind"を歌ったらどうなるっていうんだよ?」とデイヴは訴えている。

デイブ:「よしあしなんてないんだから。自分の声があるだけで。古いコンソールを通して絶叫してみせる自分の声、ラップトップに歌っている自分の声、街角で歌って壁に反響してこだまする自分の声、チェロやターンテーブルやギターと合わせて歌う声と、声があるだけなんだよ」


デイブ:「なにをやったっていいんだよ。とにかく大切なのはそれが自分の声だってことだよ。だから、自分の声は愛でてやんなきゃ。ちゃんと敬って。ちゃんと育んで。ちゃんと挑んで。ちゃんと伸ばして。そして出なくなるまで絶叫してやると。みんなそういうものを授かってるわけだからね。しかも、いつ声が出なくなるかなんてわからないんだよ?」


ロックンローラーらしい回答ですね。非常に納得な答えです。

昨今、日本ではエ◯ザイルとかAK◯48やらと、全く同じ声の持ち主をかき集めて統一感を出してやってますが、アレだと個性もなんもないですよね。 発起した人間はいいとして、オーディションで似た声や歌い方の人間集めても、音楽の深みや面白さに欠けてしまう気がしてなりません。ビジネス臭がプンプンプンですよ。

ビブラートが出来ないから歌が下手くそなのか?そうじゃないでしょう。 

ボブ・ディランくらい下手でもいいじゃないか。周りが「黒」を選んでも、あなたが「白」がいいなら「白」選んでもいいじゃないか。変な執着と、変な固定概念に翻弄されているだけです。変化がないのであれば、一度捨ててみては?笑 

とにかく日本には今、「個性」が欠けてると思います。


NIRVANA / MTV Live 93
このライブのVHSは今でも大切に持っていますが、忘れられないシーンがあって、カートが最後の最後で観客を煽ってギターからアンプからぶっ壊して、最後に客席に拍手をするのですが、突然真顔になるシーン(37:00〜)があります。昔から印象的でした。彼は持ってましたね何かを。すでにこの世にいないですが、今でも残念に思います。




FOO FIGHTERS / Walk




Sound City / Real to Reel

デイヴは今回のサンダンス映画祭に、ロサンゼルスにあるレコーディング・スタジオ、サウンド・シティを題材にして自身が初監督を務めたドキュメンタリー映画『サウンド・シティ』を出品している。 面白そう! では!












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